おら島根さ行くだ
島根県民の大多数はおそらく島根という県に対して自虐的イメージを持っています。
「島根っていなかよね」
「島根って言っても分からないと思うけど……」
というあきらめの混じった「島根」観は、おそらく他県の人間が島根を田舎だと評するより圧倒的リアリティと切迫感を伴います。
これではいかん。
私も多くのの若者の例にもれず島根からスタコラと羽ばたいて行く選択をしたのですが、やはりなんちゃって郷土愛もある、というか結構素敵な県だと思っているので、どうにかしてやりたい。島根って案外すごいんだぜ、という誇りを持ちたい。持つ。
そこで、
今回は島根で東京に対抗してみます。
無謀な挑戦かもしれない、しかし私は島根という県のポテンシャルが東京をも凌駕すると信じています。
ルールは簡単。
「東京」と名の付くいろんなものを「島根」に変更して、魅力について検討する。検討の正当性に疑問が残る?
あたり前だ、やりたいだけなんだから。
スタート!
1.島根トガリくん
お前出雲縁結び空港のみやげものコーナーにいただろ。
白餡のまんじゅうでひと箱12個入りタイプ。
東京トガリくんもTwitterで、
「おみやげを、かて、家でたべました!おいしかたです!」
って言う。もしくは
「島根トガリw」
って言う。
たぶん後者だな。
たんとうの人に、「おきいカオのクションもありますよ」て言われて、見たら、ぼくにそくりで、フワフワしてて、おとさんの、おひるねまくらに、ちょどよさそうだから、「こんど、おこづかいで、かいたいです!」て言たら、「トガリくんには、サンプルをさしあげます」て言われたので、うれしかたです! pic.twitter.com/cBuYbTfYOx
— 東京トガリ (@togarirecords) 2018年2月26日
2.島根事変
「しまねじへん」はアコギ担当:権(ごん)とボーカル担当:彩香(あやか)のフォークソング・バンド。
権は迷彩柄のバケットハットをかぶってて、ちょい太めのひげ面、PV中めちゃくちゃ笑顔でギター弾いてる。あとおじいちゃんおばあちゃんと食事をとるシーンが必ずある。
彩香は方言がカワイイとされている。ラジオでも方言バリバリでしゃべる。でも外見についてはあんまり何も言われない。かわいそう。
「しまねじへんの『へん』は出雲弁からきてるんですよ~~~」
という小うるさいエピソードすらある。
それだけのバンド。
3.島根フレンドパーク
これは松江フォーゲルパークのことです。
4.SHIMANE 7th シスターズ
ゆうくんは知らないかもしれないけど、昔の日本は産めや増やせやの時代だったからそれこそ一人っ子のほうが少なくてねえ、ほらおばあちゃん家も7人姉妹でしょう、上から順に一枝、梅、文、千世、えーっと直恵、寿子、敏子。
おばあちゃんは末っ子だけど、母さんが甘やかしてくれたからねえ、ほんと母さんには頭が上がりませんよ。ゆうくんもお母さんを大切にしなきゃだめよ。分かった?
いかがだったでしょうか。島根の東京に勝るとも劣らない魅力、伝わったでしょうか。
いや、ぶっちゃけ比較する文脈の問題で、古風な町並みや中心街近くにどかんとお城がかまえるあの感じ、私は好きです。比べる相手が悪かった。次は埼玉とかで比較実験行なってみましょう。
ちなみにこんな記事を投稿した私はおそらく、藩主松平家から島根の地を追放されるでしょう。
それでは。