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夜行バスと内田樹先生とブログ

 2月の21日から22日にかけて福岡へ友達と旅行へ行ってまいりました。

 行きは駅から夜中23時発の夜行バスに乗ったのですが、前日も遅寝早起きを徹底したためかなかなか寝付けない。

 そこで、暇つぶしにと持ってきていた敬愛する内田樹先生の著書「ためらいの倫理学」を久々に読んでみようと思い、いそいそと読書灯を付け、(あんまり椅子を倒すと読書灯の明かりが届かないので)背筋を正しつつ読み返してみました。

ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)

ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)

 

 初めて内田先生の本を読んだのは確か中学生のときで、その頃は

ラカン派やマルクス主義やなんだかよく分からない思想がたくさん出てくるけど、なんてするどい切り口で読み易い文章を書く人なんだ」

と盲目的に信奉していたのですが、今回久々に読み返して、やっぱりぜんぜんラカン派もマルクス主義も分からないけれどあの頃よりもう少し高い解像度で

「ああ、この人は読み易い文章を書くなあ」

と思えました。内田先生、ぜひ一度講演聴いてみたいです。

 

 て、読んでみると「ためらいの倫理学」は内田先生のブログを書籍化したもののようで、頭の単純な私は

「お、おでも、ブログ、やってみたい」

と福岡行きのバス車内で唸ってしまいました。唸ってしまったからには仕方がない。

 こうしてできたのがこのブログです。元々口べたで、文章でのアウトプットのほうが性に合っている私は以前からやりたいやりたいと思っていたのですが、今回よいしょ、とスタートを切るにちょうど良い機会がバス内でありブログ開設に至りました。ありがとう福岡旅行。

 

 あ、当の福岡旅行ですが、実は友人と、福岡にいる友人の友人(ややこしいな)と私の3人でのいわゆる卒業旅行でした。これについてはおいおい書こうと思います。

 書くかな。

 書かないかも。