皮算用ないものねだりに似たり
前記事の続きです。
音楽が分からないなりに作曲やってみております。
ぽつぽつと分かってきたことをまとめると、
- あるキー内のダイアトニックコードで機能を考慮してまとめればちゃんと曲っぽい。
- どうやらコード進行は色んなサイトからパクってきていじるのが一番早い。
- ギターは6弦あるのでコードごとに鳴らしている弦をちゃんと表で確認する。
- ベースラインはコードの区切りで前の構成音が次のルートと半音の関係になるとき、半音の動きをするとなんかおしゃれ(たぶん)。
- ドラムはこれまでやっきになってハイハット鳴らしてたけど、うるさすぎるし別にそうしなくてもいいらしい。
などなど。
すいません、後半は「ルート」とか「ハイハット」とか言いたかっただけです。言えた方がなんかかっこいいし。
とりあえずいろいろ間違っている作曲方法でdominoに打ち込み、MIDIファイルをトラックごとにサウンドフォントSGMで書き出し、Studio Oneで音を調整しています。
絶対Studio Oneで打ち込んだ方が早いけれどdominoに慣れてしまって使えないので、めちゃくちゃ非合理的な書き出しです。とんまでばか。
さて、間違っているは間違っているにしろ、始めた頃よりはずいぶん「曲」らしい曲づくりが出来るようになってきました。
これは2016年の12/24に初めてdomino導入して作った曲。
これは一番新しい曲。
おお、なんだか進歩してる気がする。しません?
自分は評価がもらえなくとも黙々と仏像を彫り続けられる仏師のタイプではないので、作ったからにはめちゃくちゃ稚拙でも誰かに公表したくなります。
自作の曲や絵がどういう印象を与えるかとか、誰の作品に似ているかとかの評価、すごく気になる方です。なんかあったらTwitterとかでこっそり教えてくれ。
ちなみに、音楽的にも人物的にも尊敬してやまない友人におそるおそる
「これ、どう思う?」
と上の曲のリンクを送ってみたところ、1曲だけでなく直近3曲のしっかりしたレビューが送られてきました。落涙。
で、最近作曲が楽しくなってきたのでいよいよ「具体的な意図を持ったコード進行」で曲作りしてみたいな、と思うようになりました。
「コード進行 おすすめ」などと浅ましいワードを検索バーに入れてみると、おっ、ツー・ファイブとでてきた。これなんかいいんじゃないだろうか。名前も玄人が乗ってるモビルスーツみたいで強そう。
ツー・ファイブとは、ドミナント・モーションの前にⅡ7が来ることで説得力、出るぜ!といった類いのルールらしいです。間違ってたらそんときはごめんね。
じゃ、いっちょツー・ファイブで名曲、作っちゃいますか…とdominoで打ち込んでみます。
ギターはチャカ、チャカ、チャカ、チャッチャッチャで作ってみよう。セブンスって前は玄人感出そうと必死で使ってたけど最近使ってない、おしゃれな感じになるのかな。神曲できちゃったらどうしよう。
などと皮算用しつつ(新しいことを1つ覚えるだけでこんなに増長する)、イントロができました。
Em→Am7→D7→BmからEm→Am7→D7→G。(Am7→D7→Gがツー・ファイブ)
なんだか引っかかる「あれ、これどこかで…」感。
なんだっけこれ。
あっ
ないものねだり?